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小田原は、風光明媚な土地柄と永い歴史を誇る城下町です。そして、相模湾から豊富な海の幸が採れ、足柄平野を流れる酒匂川は肥沃な土地をつくり、農産物も多品種で良質なものが得られます。さらに、全国的にも知名度の高い小田原蒲鉾ブランドを持っています。この資源を生かして新しい食文化を創れないかと今回の企画がスタートしました。
古くは、芝居の慶安太平記のなかで丸橋忠弥の「煮込みおでんでやっちょるね」という台詞のように、江戸で人気のあったおでんは、関西のおでんとは全く違う味わいです。小田原蒲鉾は江戸食文化の流れをくみ、一世紀を超えた伝統の技があります。職人の手から生まれる、はんぺん、つみれ、すじなどの練製品はおでんにはつきものですが、小田原にこれといった特長のあるおでん材料は残念ながらありません。そこで、全く新しい発想で“都会的でおしゃれなおでん”新しい小田原のユニークなおでんを作り、それを市内の料理店が競い合ってお客様にお出しする、わくわくする・・・若い人が集まる・・・。そんなことが出来たらと考えたのが、今回の企画です。
おでんには練製品はもとより、大根などの農産物、えび、かになどの水産物、たまご、牛すじなどの畜産物が渾然一体となって独特のハーモニーを奏でます。さらに、そのハーモニーを引き立てるさまざまな塩、味噌、醤油があります。このおでんを肴にいっぱいの酒、ワイン、焼酎、ビールなど小田原には全てそろっています。考えただけでも楽しくなります。
小田原おでんは小田原の食材に支えられています。多様な業種業態の地場産業がコラボレーションして、名実ともに「小田原おでん」と胸をはって言えるおでんをめざしていきます。そして、“楽しいおでんのまち小田原”への発展に寄与できればと思います。
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